BMW認定中古車ーApproved MC について
現在はBMW Premium Swlectionと呼んでおります。
しかし、認定中古車の方が呼び易いですね!
BMWの認定中古車 と言う言葉について現在はかなりのメーカーが自社の中古車に認定中古車という言葉を使用し、その品質と信頼性をアピールしておりますのでご存知の方は多いと考えますが、この名称はBMW Japan が4輪の中古車を販売する為に創った名称であり、制度であります。
我々2輪業界は当時4輪の様な中古車の査定制度は無く、小排気量車はともかく外車業界は全く五里霧中・闇中模索 の状況でした。
上野の中古車業者が中古車の中心にあった様に感じました。
1986年頃、突然BMW Japanより中古車に関する会議の収集があり、都内・大崎のビジネスホテルに全国よりBMW ディーラーの中古車を自社で直販するディーラーが6〜7社程集められ、下取時の価格の年式による基準価格の決め方、査定の方法等々を順次時間を掛け、3回位の会議をもって教えて頂き、更にBMWの中古車の販売は認定中古制度ー初期は8点の部品交換・12ヶ月点検の実施と1年間の補償修理をする等の認定中古車制度を制定し、プラスして認定中古車は新車同様の低金利を使える様に追加し、1987年にBMW認定中古車販売としてスタート致しました。
その後、お客様には非常に安心して買える、信頼できると評価され順調に下取り車を販売できました。その後更に補償修理費用・レッカーサービス等も新車同様にできる保険会社に保険料を支払い、各ディーラーの負担を無しで、出来る様に改善して、今では当然となっているサービスが追加されております。
又、余談になりますが、下取価格設定に際し、如何なる基準で決めるかとの質問に、笑い話になりますが“中古車は時価でしょう!“ と忘れられない名言を発し、大笑いになったある有名ディーラーの豪傑部長さんも居られました。良い思い出です。
しかし、あの時期に認定中古車という制度を作り、現在のBMWビジネスの基盤を整備された当時のBMWのメンバーに感謝いたします。
そして、1987年に当社は <認定中古車センター> を『AMC Tokyo』として独立して造り、販売を開始いたし、現在に至ります..。
この制度によりお客様がBMW中古車を安心して購入し、楽しんでいただける様になったと信じております。
更にBMW Japanは新車・認定中古車ともに当時としては画期的な低金利のローンを導入し、買い易さと負担の軽減に務めました。
それは現在も継続しておりお客様の絶大なる支持を得ております。
今後ともこの様な真面目な努力をするBMW JapanとBMW Dealerを宜しくお願い致します。
◉ BMW 認定中古車の仕組み
BMW Motorrad 認定中古車とは、BMW Motorrad 正規ディーラーにて、下記の定義に基づく規定の点検・整備を施した上で保証付きで販売されるBMW Motorradの中古車に与えられる名称です。
■BMW Motorrad 認定中古車の定義:
・初年度登録8年以内、走行距離8万km以内
・修復歴のない車両であること
■BMW Motorrad 認定中古車の納車前点検・整備:
・60 項目納車前点検
・4品目納車前部品交換