2013/6/13-25
HaneHon Freedom Euro Touring
Munchen ~ Barcelona Total 13日

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6月20日

今日も6.7.8.
朝の涼しい空気を吸ってホテルを出ると、向側の官庁街の様な所を散策しているSさんに会い
二人でのんびりと歩きます。
メインストリートのリス通りの向うは、大きな公園があり静かな一角を形成しております。
ロア河の向う岸にはアルルの新市街があり、こちらの旧市街とは全く違うようです。

ホテルに戻り、広いレストランで朝食を摂り、支度して地下駐車場に降り
荷物をパニアに詰込んで完了。

しかし、遅れている人がいて出発が遅れ、駐車場の外で待たされました。
少しづつ気温が上がって来るので閉口です。
やっとスタートし、ロア河の橋を渡って新市街方面を通過し、一路西へ向かいます。

途中GSでガソリンを補給。
ここでカードが使えず、またトイレでもちょっとトラブル。
不便な世界です。

しかし、皆陽気で楽しそうです。
たまにあるプラタナスの並木位しか特に特徴のない道路を走り、ラ・ブラデルで昼食の時間になりました。
ピーターさんがレストランの看板を見落とし、戻って見つけて到着。
村の中のレストランに入り、いざ注文!ですが、また何が良いのか困ってしまうのです。

まずサラダ。
ピーターさんのお勧めで、リブロースのフライの様な物をオーダー。
私は向側のテーブルの奥さんが食べているムール貝の料理をオーダー。
これがビックヒット!
ムール貝が20ヶ位粉チーズで塗してオーブンで軽く焼いた料理で美味しかった!
ここは最高!

またレストランの息子らしい高校生位の子が、日本に行って来たと言って
提灯のデザインの照明等を自慢し、片言の日本語を話したりして楽しい時間を過す事が出来ました。
サ~、出発です。 

ここからは大した山もなく、カントリーロードの快適なツーリングです。
1時間位走ると、大平原が見渡せるコーナーで休憩。
フランスの広大さを確認! 

トレブと云う町に到着。
ここのナディ運河脇で休憩です。
立派なボートで、この運河をのんびり優雅な旅の人達がゆったりと話したり
口説いたりしているのを見ると、我々のバイク ツーリングはちょっとセコイかな~!等と
考えさせられます。

このナディ運河と云うのが凄いんですよ!
16世紀に大西洋と地中海を結んで物資を輸送する際、ジブラルタル周は3000kmもあり
スペインに通行料を払わずに済む様、私財をなげうって造った運河で360kmもあるそうです。
それが今はお金持ちの道楽に利用されているとは、フランスは金持ちが多いですね! 

サア!すぐカルカッソンです。
中世の城塞都市のすぐ前のホテル・アラゴンに到着。
部屋は少し小さいですが、城に一番近く便利な宿です。
汗を流しさっぱりして、いざお城の観光です。

ロビーに集合し出発。
城の入り口は、3銃士やアーサー王が騎馬で通る様な城門の跳ね橋を通過し
20年以上前に世界遺産に登録された周囲3kmもある城塞都市に入ります。
さすがモンサンミッシェルに次ぐフランス第2の観光地という事で、沢山の観光客が歩いております。
我々は散策しながら今日のディナーのレストランは何処にしようと探し廻ります。

しかし、石造りの街は紀元前から続く歴史を持ち、素晴らしい都市なのです。
道路は各種の店舗が店を開き、数多くのレストランがあり、教会、公園
多分人も住んでいるのでしょう。

あるレストランの前で目黒のMさんがここが良いよと言っており、皆も了解という事で決定。
このレストランはレイアウトとデザインが素晴らしく、料理もExcelentで当りです。
日本の熟年観光客グループも来て、近くのテーブルに着きました。
するとM1さんが早速声を掛け、タブレットで何かを説明始ます。
当人は悪気は無いのですが、相手は横から見知らぬ人が親しく話して来るもので???です。

楽しい時間は早く過ぎ、暗くなった城内を電気の照明の中帰路に着きますが
日中とは変わり気温は寒い位になっております。
照明に浮びあがる城塞は強者共の夢の後の感じで、これから何世紀も変わらないのでしょう。

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